ゲンチアナの代用品は?

ゲンチアナには清熱利湿(熱を取り去り湿を乾燥させる)、肝胆火瀉の作用があり、一般に苦参や檜など同様の作用を持つ生薬で代用できる。 リンドウの生薬は、下焦湿熱(湿熱が腸・膀胱・陰・下肢を侵す)による帯下の黄臭、陰の腫脹・痒み、湿疹・痒みの治療や、肝・胆火による目の充血・腫脹、口中の痛み、蝸牛痛・口苦(蝸牛部の痛みと口中の苦味)の治療に臨床的に用いることができる。 下焦の湿熱を取り除く効能はゲンチアナ生薬の方が優れており、臨床では苦参やヒノキに置き換えることができる。 苦参は清熱利湿の作用があり、苦寒の力はゲンチアナより強く、殺虫・利尿作用もある。 さらに、リンドウの代わりにヒノキを使うこともでき、ヒノキは下焦の湿熱を取り除き、下痢や解毒(体内の火邪を取り除く)作用もある。 ゲンチアナ生薬は苦味と寒性の性質があり、胃痛、緩便などの副作用を起こすことがあり、脾胃虚寒(脾胃が弱く冷えている)の人には禁忌である。 リンドウは専門の漢方医の指導のもとに正しく使用し、副作用を避けるため、やみくもに服用しないこと。