なぜアスリートは心拍数が遅いのか?

アスリートの心拍数が遅いのは、主に長時間の運動によるもので、心筋収縮能力が普通の人より強く、自律神経機能も安定している。
長時間の運動によってアスリートの心臓は高負荷状態になり、身体に必要なものを供給するために、ミオグロビンや収縮蛋白が増加し、心筋内に新しい毛細血管が多数出現し、心筋線維が太くなり収縮力が強くなる。
さらに、上記のメカニズムにより、アスリートの心臓の容積も増加するため、静かな状態では、アスリートは普通の人よりも1心拍あたりの血液排出量が多くなり、それに伴って1分間の心拍数も減少する。
アスリートは迷走神経緊張が高まり、相対的な交感神経緊張が低下するように訓練されており、これが心拍の低下に直接寄与している。