膝の裏側の痛みは、通常、膝窩(膝の裏側のくぼみ)の症状であり、外傷、膝窩嚢胞、膝窩静脈血栓症、変形性膝関節症、半月板損傷などが原因となる。
1.外傷:衝突事故などで膝窩を損傷すると、膝の後ろが痛むことがあります。 また、膝の屈伸運動を高頻度に行うと、膝窩の筋肉や靭帯が緊張し、痛みが生じることがあります。
2.膝窩嚢胞:炎症などにより膝窩に嚢胞ができると、周囲の血管などの組織を圧迫して血行が悪くなり、痛みが生じます。
3.膝窩静脈血栓症:膝窩静脈に血栓ができて血液が戻らなくなると、膝窩静脈が腫れて痛みが生じ、膝の後ろが痛くなります。
4.変形性膝関節症:変形性膝関節症が周囲の組織に浸潤すると、膝裏が痛むことがあります。
5.半月板損傷:半月板が後角に損傷を受けると、周囲の組織が引っ張られ、膝の後ろが痛むことがあります。
このほかにも膝の裏が痛くなる要因はたくさんあるので、患者さんは早めに病院に行って検査を受け、病気の原因をはっきりさせ、適切な治療を受ける必要があります。