股関節痛の解剖学的部位は前上腸骨棘である。 横になったとき、へその水平線と正中線の交点の角度を等分し、等分した線から横指8本分外側で前上腸骨棘を触知することができる。 転子部痛は、前上腸骨棘炎、前上腸骨棘剥離骨折、坐骨神経炎などが原因となる。 過度の筋肉運動は、前上腸骨棘の無菌性炎症を引き起こし、局所組織の水腫と変性をもたらし、股関節痛を引き起こすことがある。 股関節を屈曲する際に過度な力が加わると、軟部組織の損傷や股関節痛を伴う前上腸骨棘の剥離骨折を引き起こすことがある。 一方、坐骨神経が炎症を起こすと、神経支配領域の感覚異常が起こり、腰骨の痛みにつながる。 したがって、腰骨に痛みが生じた場合は、直ちに病院の整形外科で診察と治療を受けること。