臨床症状としての咳はそれ自体で鎖骨上リンパ節腫大を引き起こすことはないが、咳の原因となる疾患が鎖骨上リンパ節腫大を引き起こす可能性がある。 1.リンパ節腫大を引き起こさない疾患としては、胃食道逆流症、咳変型喘息などが考えられます。 これらの病気は咳の症状を引き起こしますが、リンパ節を侵すことはなく、鎖骨上リンパ節腫大を引き起こすことはありません。 2.感染症による咳が鎖骨上リンパ節腫大の原因となることがあり、特に結核患者ではリンパ節病変を伴い、肺門縦隔リンパ節腫大を来すことがある。 頸部リンパ節結核などにもつながり、頸部リンパ節の腫脹を誘発する。 そのほか、肺癌や肺転移癌の患者も咳嗽の発生につながり、肺癌の患者はリンパ節転移を起こすことがあり、鎖骨上リンパ節腫大の可能性もある。