暑い日に皮膚がかゆくなる原因は、夏皮膚炎、あせも、コリン性蕁麻疹などいろいろある。
1.夏季皮膚炎
(1)夏の高温が原因で起こる季節性の炎症性皮膚疾患で、患者の皮膚に大きな赤い斑点ができ、かゆみを伴う。
(2)医師の指示に従い、グリセライトローションなどのかゆみ止めを外用する。かゆみが強い場合は、医師の指示に従い、塩酸レボセチリジン、イミプラミン徐放錠などの抗ヒスタミン薬を内服する。
2.あせも
(1)夏や暑い環境によくみられる表面性の炎症性皮膚疾患で、かゆみやチクチク感を伴う小さな吹き出物や水疱ができることがある。
(2)皮膚を乾燥させ清潔に保ち、発疹部の摩擦を減らすためにゆったりとした衣服を着用する。 汎発性には、ヒドロコルチゾンやトリアムシノロンアセトニドなどのグルココルチコイド軟膏を外用し、ロラタジンやセチリジンなどの抗ヒスタミン薬を内服してかゆみを和らげる。
3.コリン性蕁麻疹:点状皮膚疾患によりアセチルコリン末梢神経が放出され、痒みを引き起こすこともある。 フェキソフェナジン、ロラタジンなどの抗ヒスタミン剤の内服、グリセリンローション、ベナドリルクリームなどの外用でかゆみを和らげることができます。
患者は積極的に医師と相談して原因を究明し、医師の指導のもとに標準的な治療を行う。 薬物療法は医師の指示に従うべきであり、やみくもに自己流で行わないこと。