舌が黄色くなる原因はいろいろあるが、それぞれの原因に応じて、辛味と清涼の薬表散を用い、清熱利水、清熱利湿、清熱化痰の薬などを用いて調整する。 1.薄い黄色の舌苔:茵蔯五苓散などは、表皮を清涼化する作用があり、薄い黄色の舌苔による外因性の風熱の治療によく用いられ、頭痛や風寒に対する軽い嫌悪感のほか、のどの渇き、咳などの症状がある。 2.厚い黄色で乾燥した舌苔:白虎加竜骨牡蛎湯のような熱を取り除き、体液の産生を促進する一般的な薬物で、厚い黄色で乾燥した舌苔による乾燥熱や体液障害に用いられ、さらにしばしば高熱や口や舌の乾燥、過敏な口渇などの症状を伴う。 3.舌苔が黄色く、チクチクする:一般的に使用される薬剤は九系ルバーブ薬などの解熱鎮痛薬で、舌苔が黄色く、チクチクするため、燥熱内結(体内の燥熱邪の蓄積)に使用され、さらに便秘や腹痛などの症状を伴うことが多い。 4.黄膩苔舌苔:湿熱下流(湿邪が腸、膀胱、陰部、下肢などに侵入すること)による黄膩苔舌苔で、下痢や膿血便、肛門の火照りなどの症状を伴うことが多いため、香連解毒湯などの清熱乾湿薬を用いる。 複方生竹洩液は、痰熱内停による黄色く脂っぽい舌、厚く黄色っぽい痰、胸や横隔膜のうっ血を伴うもの、喉の乾燥にも用いることができる。 漢方薬や独自の漢方薬は、中医師の指導のもとに使用すべきであり、副作用を避けるために個人がやみくもに使用すべきではない。