浸潤性乳がんのI期、II期、III期は通常pTNM病期分類を指し、腫瘍の浸潤と増殖、リンパ節転移、遠隔転移を参照する必要がある。 1.I期:腫瘍の最大径が20mm未満、リンパ節転移なし、遠隔転移なし。 上記3つの条件を同時に満たす場合はI期とする。 2.II期:以下の2つの条件のいずれかを満たす場合はII期とする。 (1) 腫瘍の最大径が20mmを超えるが、リンパ節転移や遠隔転移がない。 (2) 腫瘍の最大径が50mm未満で、リンパ節転移またはセンチネルリンパ節転移が1~3個あるが、遠隔転移がない場合。 3.III期:以下の3つの条件のいずれかを満たす場合、III期となる。 (1) 腫瘍の最大径が50mm未満で、腋窩リンパ節転移が4~9個あるが遠隔転移がない。 (2) 腫瘍の最大径が50mm以上で、リンパ節転移が1~3個、またはセンチネルリンパ節転移があるがリンパ節転移がない。 (3)腫瘍が直接胸壁や皮膚に浸潤して潰瘍や腫瘤を形成し、リンパ節転移を認めないか、4~9個の腋窩リンパ節転移のみで、遠隔転移を認めない。 病期にかかわらず、積極的な治療が推奨される。