瞳孔開散筋を支配する神経は交感神経である。
瞳孔開散筋は虹彩組織の中にあり、交感神経線維によって支配されている。交感神経線維が興奮すると、瞳孔が大きく開くので、眼球内部に光が入りやすくなり、薄暗い環境でも見やすくなる。
交感神経線維は頭蓋から発し、眼窩の内側に入り、毛様体神経節転位後に後神経節性神経線維を送り、眼球の内側に入り、虹彩組織に達し、瞳孔を開く筋肉を支配する。
眼外傷や血腫、眼窩内の炎症が生じると、交感神経線維の機能が影響を受け、瞳孔開散筋の機能が低下し、瞳孔の大きさに異常が現れることがある。
瞳孔の大きさに異常がある患者さんは、早めに医師の診察を受け、状態を把握し、医師の指示に従って治療することをお勧めします。