ハトムギは漢方薬の一種で、明確な血糖降下作用はなく、糖尿病の治療を補助する程度である。 精神疲労(精神的な疲れや体力低下)などの気虚の症状がある患者に使用できる。 ハトムギは漢方では気虚による症状を対象とする強壮剤に分類され、明確な血糖降下作用はない。 のどの渇きは気陰両虚(気と陰の両方が不足した状態)で、のどの渇き、食が進まず便がゆるい、元気がない、手足がだるい、やせている、舌が青白く赤い、苔が白く乾いている、脈が弱いなどの特徴があり、ハトムギは茯苓(ぶくりょう)、甘草(かんぞう)、麦門冬(ばくもんどう)、葛根(かっこんとう)、藿香(かっこう)、沢瀉(たくしゃ)、生津(しょうとう)などと併用することで、気を補い陰を養い、のどの渇きを鎮める(のどの渇きを緩和するための体液の産生を促す)ことができる。 ただし、ハトムギは表面的な固結や邪気が蔓延しているような場合には使用してはならない。 症状がある場合は、専門医の指導のもとで服用し、遅滞や副作用を避けるため、自己判断でやみくもに服用しないこと。