慢性白血病はカート療法に適していますか?

慢性顆粒球性白血病は、カート療法による治療には適さない。 慢性顆粒球性白血病は、発熱、倦怠感、寝汗、やせ、肝脾腫、骨痛、出血、顔面蒼白などの臨床症状を示すクローン性の悪性増殖性疾患である1。 1.慢性期の治療としては、チロシンキナーゼ阻害薬、インターフェロンα、ヒドロキシ尿素などの薬物療法、造血幹細胞移植、放射線療法、脾臓摘出術などが行われ、加速期、急性期にはチロシンキナーゼ阻害薬の単剤または化学療法(シクロホスファミドなど)との併用療法が行われた後、同種造血幹細胞移植が行われる。 2.cart療法とは、免疫細胞療法のことで、造血細胞、腫瘍細胞、免疫細胞などの自己細胞または同種細胞を用いて、in vitroでの誘導・膨張により細胞製剤を作製し、それを再び患者の体内に注入することで、病体の免疫機能を活性化または亢進させる治療法である。 急性リンパ芽球性白血病の治療には適しているが、慢性顆粒球性白血病の治療には適さない。 具体的な治療は医師の指導のもとに行う。