アゴパンチで気絶したのはなぜ?

顎への激しい打撃時の失神は、脳震盪と脳機能の一時的な障害によるものである。 顎への暴力的な打撃では、首の筋力が暴力に対抗するのに十分でないため、打撃によって頭部が静止状態から急速に後傾し、頸椎の限界のために頭部が急速に減速する。 その過程で脳は加速と減速の衝撃を受け、脳震盪を起こす。 失神が起こるのは、主に激しい衝撃による小脳の一過性の機能障害が原因である。 前庭小脳は位置認識を司っており、前庭小脳が機能不全に陥ると四肢の位置認識が障害され、平衡失調やめまいなどの症状が出現する。 したがって、暴力が大きいと脳の機能障害が起こり失神が起こり、暴力が小さいと主に前庭小脳が障害され、位置感覚の障害、平衡感覚の低下、めまいが起こる。 暴力の衝撃で失神が起こり、重症度が判断できない場合は、積極的に医療機関を受診する必要がある。