高血圧の95mmHg、低血圧の63mmHgは正常範囲内であり、一般的には害はありませんが、普段の血圧が高めの値で、急に血圧が95/63mmHgに下がり、収縮期血圧が20mmHg以上下がると、めまいや失神、手足のしびれ、あるいは意識を失う危険性があります。 血圧値だけを見れば95/63mmHgは正常範囲内ですが、血圧は数値だけを見て判断できるものではなく、患者さんの普段の血圧値や症状の有無なども合わせて、総合的に状況を分析する必要があります。 長期高血圧など、普段から血圧が高い状態で、急に血圧が95/63mmHgまで下がると、脳への血液供給が不足し、めまいや手足のしびれ、失神などを起こし、ひどい場合は急性脳梗塞を起こし、片麻痺や失語症、意識障害などを起こすこともあります。普段から血圧が低い場合は、患者の症状と合わせて分析する必要があります。 普段から血圧が低い場合は、90/60mmHgを下回らず、不快な症状がなければ心配ありませんが、普段から血圧が高く、最近急に血圧が下がった場合、特にめまいなどの症状がある場合は、血圧が正常範囲内であっても病院に行くことをお勧めします。