三大タブーのクコ菊紅ナツメの煎じ薬

枸杞菊棗湯には「三伏の枸杞菊棗湯」はない。 枸杞菊棗湯は一定の解毒作用(体内の熱や毒を取り除く)があり、清肝明視(肝火を清め、視力の回復を促す)、肝腎を養い、気血の効能を養う。 湿、痰、気滞、歯病、虫病のある人には適さず、気虚、胃冷のある人、脾虚少食で下痢のある人は注意する。 1.茯苓は陰の強壮剤で、性質は甘・平。 肝腎を滋養し、精を益し、眼を冴えさせる(精を補い、視力の回復を促す)作用がある。 主に肝腎陰虚(肝腎の陰液不足)による腰や膝の痛み、めまい、耳鳴りなどに用いる。 脾虚による緩便(便が細く、形が整っていない)の場合は注意が必要である。 2.菊花は風熱散寒の生薬で、甘・苦・微寒の風味がある。 風熱散寒、清熱除毒(体内の熱と毒素を取り除く)、清肝明視(肝火を清め視力の回復を促す)、肝陽鎮静の作用がある。 主に風熱邪、肝陽亢進(肝陽が過剰になり、めまい、立ちくらみ、頭痛などを起こす)、目の充血や視力の減退、ただれ、癰、腫れ物、毒物などに用いる。 気虚、胃腸の冷え、食欲不振、下痢などの場合は注意が必要である。 3.紅棗、すなわちナツメは気の強壮剤で、甘くて温かい性質がある。 中焦を補い(脾を補うことで気虚を治療)、血を養い、心を静める(血を養うことで精神を安定させ、感情を鎮める)作用がある。 主に脾胃虚弱の治療に用いられ、食欲不振や疲労感などの症状がある。 湿証、痰証、気滞証、歯病証、虫下し証の人は使用しない。 水浸の効能は煎じ薬の効能に劣るので注意が必要である。 具体的な薬の組み合わせや飲み方については開業医に相談し、やみくもに服用しないこと。