一般に高齢者の血小板数が少ないということは、末梢血小板破壊亢進、血小板産生低下、血小板消費過剰などの特定の疾患に罹患している可能性があることを意味する。 1.末梢血小板破壊の亢進:脾機能亢進症、免疫性血小板減少性紫斑病、リウマチ性免疫疾患などは血小板を破壊するため、血小板数が少なくなる。 2.血小板産生低下:再生不良性貧血などの造血幹細胞病変、骨髄転移癌、白血病、多発性骨髄腫、悪性リンパ腫、骨髄線維症などの骨髄傷害により、造血微小環境と造血幹細胞が直接破壊され、血小板産生が低下する。 3.血小板の過剰消費:DIC、血栓性血小板減少性紫斑病などに罹患すると、微小血栓を形成する際に血小板が消費されるため、血小板が少なくなる。 高齢者が血小板低下の状態を確認する場合、医師の指導の下、さらに総合的な検査を行い、病気の原因を明らかにし、その原因を治療する必要がある。