膝関節の動きに伴うガタつきは、同じ姿勢を長時間続けるなどの生理的な理由によるものと、スポーツ外傷や膝蓋軟骨軟化症などの病的な理由によるものがあります。 治療には、一般的治療、薬物治療、外科的治療があります。 1.生理的な理由:座りっぱなし、立ちっぱなしなど、長時間同じ姿勢でいると、膝関節の潤滑液が減少し、膝関節を動かしたり、曲げ伸ばしたりする時に大きな音がしますが、これは正常な生理現象であり、治療の必要はありません。 2.スポーツ外傷:過度の運動によって膝関節の前十字靭帯や後十字靭帯、半月板が損傷し、活動中に膝関節がガタつく症状が出ることがあります。 靭帯や半月板の損傷の程度により、リハビリ運動療法や手術による縫合修復を選択します。 3.膝蓋軟骨軟化症:膝蓋軟骨軟化症とは、膝関節の活動時に膝蓋骨が不適切な位置にあるために膝蓋軟骨が損傷し、変形性膝関節症を引き起こし、滑液が減少して活動時にガタつく音がすることをいいます。 一般的な治療としては、運動リハビリテーションや鍼治療などの方法が選択でき、イブプロフェンなどの鎮痛剤も適宜服用します。 また、膝関節が伸びたり曲がったりしてガタつくような症状が現れた場合には、半月板損傷や関節内遊離体などの疾患がないかどうかを除外する必要がありますので、適時医師に相談し、原因を特定した上で、重症度別に適切な治療法を選択する必要があります。 通常、屋外での活動を増やし、長期の安静は避けるべきです。