HIV陽性はエイズを意味するのか?

偽陽性の可能性を除けば、HIV陽性はAIDSの診断に十分である。
後天性免疫不全症候群(AIDS)としても知られるAIDSは、HIV感染によって引き起こされる総合的な疾患であり、人体内のCD4+Tリンパ球数の減少を伴う進行性の免疫不全を特徴とし、疾患の後期には二次的な日和見感染、悪性腫瘍、中枢神経系の病変を伴う。
AIDSは、その経過の現れ方の違いにより、急性期、無症候期、AIDS期に大別される。 急性期の症状は、HIV初感染から2~4週間後に出現することもあれば、そのまま無症候期に移行することもある。 無症候期の期間はさまざまで、平均6~8年であり、AIDS期には発熱、体重減少、さまざまな日和見感染、腫瘍などが持続する。
HIVに感染していてもAIDS段階まで進行していない人は通常HIV感染者と呼ばれ、AIDS段階まで進行した人はHIV陽性者と呼ばれる。
HIV検査(抗体、抗原、核酸などの検査)で陽性となり、偽陽性の可能性があると医師により確定診断されたら、テノホビル、アバカビル、ジドブジンなどの抗レトロウイルス療法を実施し、医師の指示に従い薬剤の長期使用を遵守する。 治療の目的は、ウイルス量を減らし、HIV感染症の罹患率と死亡率を減らし、患者の生活の質を改善し、寿命を延ばすことである。