新生児の「ふるえ」は、生理的現象、病的状態(新生児虚血性低酸素脳症など)でみられ、正常かどうかは、虚血性低酸素脳症を考慮するなど、赤ちゃんの状態と合わせて判断する必要があります。
1.生理的な現象:神経系の発達が未熟な新生児では、外的刺激などにさらされたときに上記のような現象が起こることがあり、発熱などの異常な症状がなくても精神的な反応が良好なことが多い。
2.病態
(1)新生児虚血性低酸素脳症:このような赤ちゃんは子宮内苦悶や出生後の窒息の既往があり、親が「震え」と表現するようなけいれんを起こすことがあり、完璧な頭蓋磁気共鳴検査で異常と診断できる。
(2)頭蓋内感染症:ウイルス感染や細菌感染によるもので、経過中にけいれんを起こすことがあり、発熱、食欲不振などを伴い、「手足のふるえ」として特徴づけられる。 腰椎穿刺検査の改善が診断の一助となるが、正常な病態ではないため、積極的に受診する必要がある。
そのほか、新生児が震える原因はいろいろありますので、少しでも違和感があれば、適時に診断と治療を申し込んでください。