0.9mmol/Lの低高比重リポ蛋白コレステロール(HDL-C)は、喫煙や薬物使用などの非病理学的状態だけでなく、肝炎や甲状腺機能低下症などの疾患状態でもみられることがあり、前者は重篤とはみなされず、後者はより重篤とされる。
HDLは抗動脈硬化性血漿リポ蛋白であり、冠動脈性心疾患に対する保護因子と考えられ、コレステロールを末梢組織細胞から肝臓に輸送するリポ蛋白である。
HDL-Cは1mmol/Lを下回ると低値となるので、0.9mmol/Lは低値である。 基準値の範囲は病院によって異なる場合があります。
HDL-Cの低下は、喫煙、エストロゲンや副腎皮質刺激ホルモンなどの薬剤の使用といった非病理学的な状態でもみられますが、禁煙や薬剤の中止で軽快することもあり、比較的深刻なものではありません。
しかし、アルコール性肝炎、急性肝炎、甲状腺機能低下症、糖尿病などの疾患状態でもHDL-Cの低下がみられることがあります。
病院を受診し、医師の判断を仰ぐことをお勧めする。