高齢者の呼吸回数は30~40回であり、呼吸速度が速いことが示唆されるが、これは激しい運動などの生理的な原因や貧血、心不全などの病的な原因と関連している可能性がある。
1.生理的理由 正常な人は1分間に12~20回呼吸するので、老人の30~40回という呼吸数は多く、激しい運動後の酸素要求量の増加に関係していると考えられる。また、感情的興奮も呼吸促進を引き起こすことがある。
2.病的原因 心不全は肺うっ滞や肺水腫を引き起こし、炭酸ガス交換の異常や呼吸の加速につながる。
高齢者が長引く呼吸促進を緩和できない場合は、医師に相談して原因を特定し、医師の指導のもとで積極的な治療を行う必要がある。