慢性萎縮性胃炎O-1は深刻か?

慢性萎縮性胃炎O1型は、木村武本によって分類された病型である。 内視鏡的に胃の萎縮の程度を表す方法で、O1型は心窩部から先の胃粘膜が萎縮し、炎症浸潤が胃底部や胃体部まで及んでいない中等度の萎縮である。 O1型慢性萎縮性胃炎は、O2型やO3型の高度萎縮に比べると比較的軽度で、腹部膨満感、消化不良、嘔吐、体重減少などの症状が現れることがある。 しかし、胃カメラのみでは重症度を判断することはできず、萎縮部の病理所見と合わせて総合的に判断する必要がある。 O1型慢性萎縮性胃炎は、悪性変化を避けるために速やかに治療すべきである。 ヘリコバクター・ピロリの感染が明らかな場合は、3剤併用療法や4剤併用療法など、ヘリコバクター・ピロリの除菌治療について医師の指導を受ける必要がある。