二重大動脈弓の手術をするかどうかは、医師が判断すべきことである。 一般的に言って、症状がない場合は当面手術の必要はないが、明らかな症状がある場合は手術を勧められる。
二重大動脈弓は、胚発生の過程で第4対の大動脈弓が吸収に失敗し、変性することで形成されます。 一方は気管から左側前方を走り、もう一方は気管と食道を横切り、大部分が左弓に合流する。 両方の大動脈弓が開存していることもあれば、一方が部分的に開存していたり、無気肺であったりすることもある。
一般に、二重大動脈弓が気管や食道を圧迫していない場合は、当分の間、手術をせずに経過を観察することができる。 二重大動脈弓が気管を圧迫している場合には、呼吸困難、咳嗽、呼吸器感染症の再発などが起こり、食道が圧迫されている場合には、嘔吐、摂食障害、反射性無呼吸などが起こることがあるので、速やかに医師の診察を受ける必要があり、術者は具体的な状況に応じて手術の時期を判断する必要がある。