高齢者の足がつる原因としては、冷えや疲労、低カリウム血症、神経障害、頭蓋内病変などが考えられる。原因によって、保存療法や手術療法などさまざまな治療法が採用される。
1.冷えや疲労:冷えは局所の筋肉の興奮性を亢進させ、過度の疲労は筋肉に多量の乳酸を蓄積させ、筋肉の血液循環に影響を及ぼし、けいれんを引き起こすので、保温し、労作を減らし、安静にする必要があり、同時に足のマッサージ、足湯、理学療法などで緩和することができる。
2.低カルシウム血症:体内で低カルシウム血症が起こると、神経筋接合部の興奮閾値が低下し、わずかな刺激強度で筋肉が興奮し、収縮を生じて足がつる。 低カルシウム血症の中高年者は、カルシウムのサプリメントを摂取することで、足のつりを予防・緩和することができる。
3.神経障害:例えば、腰椎椎間板ヘルニア、頚椎症、脊柱管狭窄症、脊髄腫瘍などは、足の筋肉を支配している神経を圧迫し、足のけいれんを引き起こすことがある。
4.頭蓋内病変:頭蓋内腫瘍、パーキンソン症候群、脳萎縮症、脳梗塞など、中枢神経系に問題がある病気では、足がつることがある。
患者は適時に病院を受診し、変化の原因を特定し、的確な治療を受けることが推奨される。