大脳基底核領域の両側性海綿状脳梗塞に対する主な治療法は、生活習慣への介入、薬物療法、リハビリテーション療法である。
1.生活習慣への介入:情緒の安定と十分な睡眠を維持し、過労を避け、禁煙と禁酒を行い、塩分、糖分、脂肪分の多い食事を避ける。肥満の人は血圧、血糖、血中脂質のモニタリングを含めて体重をコントロールする必要がある。
2.薬物療法:血栓溶解療法が可能な人には、アルテプラーゼによる血栓溶解療法を行う。アスピリン、クロピドグレルなどの抗血小板凝集薬、アトルバスタチン、レスバスタチンなどのプラーク安定薬を投与する。イチョウ葉、ブチルフタリド、シタラビンなどを投与して循環を改善し、神経機能の回復を促す。
3.リハビリ治療:機能障害がある場合、作業療法、理学療法、言語療法などの適切なリハビリ訓練を選択する。
脳梁性脳梗塞とは、大脳半球や脳幹の深部にある細い貫通動脈の内腔が閉塞し、小さな梗塞巣を形成するものである。 予後は良好であるが再発しやすいので、再発予防のための介入と治療が必要である。
薬物療法は医師の管理下で行う。