胎児心拍の長時間の減速は、15拍/分以上の減速を伴う胎児心拍数の減少が2分以上、10分以下続くことと定義され、胎児低酸素症のリスクを示す可能性がある。 胎児心拍数モニターは、胎児心拍数と胎児の動きの動的変化を連続的に記録することができる。 胎児心拍数モニタリングは、低リスク妊娠の場合、妊娠34週でオーダーすることができる。 胎児心拍数が15拍/分以上低下し、その持続時間が2分以上、10分以下であるような著しい減速がみられた場合は、迅速な介入が必要である。 胎児心拍モニタリングが長時間の減速を示す場合、胎児低酸素症の危険性を示している可能性があり、医学的助言に従って体位変換、酸素・水分補給などの子宮内蘇生を行う必要があり、積極的な治療後に改善する場合は、胎児心拍を綿密にモニタリングしながら分娩または試産を待ち続け、改善が見られない場合は、母児の安全を確保するために妊娠を終了させる必要がある。 胎児心拍モニタリングで胎児心拍の長期減速が示唆された場合は、母児の安全を確保するために適時の治療が必要である。