尿蛋白1+は、病的蛋白尿と生理的蛋白尿があることを示唆しており、そのうち生理的蛋白尿は自己治癒が可能で、それ以外は自己治癒が困難である。
1.病的蛋白尿:腎炎症候群と無症候性蛋白尿を含む。
(1)腎炎症候群:急性糸球体腎炎と急性糸球体腎炎がある。 急性糸球体腎炎は自己限定性疾患であり、安静にしていれば治癒する。 急性糸球体腎炎はメチルプレドニゾロンショック療法などの免疫抑制療法を行う必要があるが、それだけでは治癒は難しい。
(2)無症候性蛋白尿:尿細管間質病変を含む。 グルココルチコステロイド(プレドニゾン、メチルプレドニゾロン)や免疫抑制剤(シクロホスファミド、シクロスポリンなど)が治療に用いられる。
2.生理的蛋白尿:姿勢性蛋白尿や運動性蛋白尿を含む。 症状は安静にしていれば緩和され、自己治癒も可能である。
尿蛋白が1+の場合は、早めに病院を受診し、病型をはっきりさせ、医師の指示に従って治療する。