境界明瞭で規則的なパターンを有する肝低エコーは、肝嚢胞、脂肪肝、血管腫などの良性肝疾患の可能性が考えられる。 1.肝嚢胞:肝嚢胞は腹部超音波検査で境界明瞭で規則的な形態をもつ低エコーとして現れることがあり、当面は放置して、定期的に腹部超音波検査を見直すことができる。 嚢胞が増大し、肝腫大や痛みを引き起こす場合は、嚢胞を外科的に摘出する必要がある。 2.脂肪肝:肝臓に脂肪が過剰に蓄積することで起こる。 適度な食事、体重管理、脂肪燃焼のための運動が推奨される。 3.肝血管腫:上記のような画像所見も見られるが、CT強調画像で末梢血管陰影として示されることもあり、その場合はさらなる治療が必要かどうか病院で相談する必要がある。 一般に良性疾患が最も可能性が高いと考えられるが、悪性疾患を完全に除外することはできない。 病院でCT強調画像により診断を明確にし、治療を行う必要がある。