腹部の隠れた痛みは、妊娠している可能性もあれば、月経が間近に迫っていること、婦人科系の炎症、腸の病気などが原因の場合もある。
1.妊娠:妊娠すると、受精卵による子宮内膜の刺激や子宮の増大により、漠然とした腹痛のほか、吐き気、倦怠感、眠気などの症状が現れることがあります。 しかし、漠然とした腹部の痛みだけでは絶対的に妊娠と診断することはできず、血液中のHCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)や婦人科の超音波検査などではっきりと診断する必要があります。
2.月経が間近に迫っている:月経が間近に迫っている場合、骨盤のうっ血や浮腫、あるいは子宮収縮につながる体内のプロスタグランジンホルモンの分泌増加のために、お腹に隠れた痛みが生じることがあります。
3.婦人科炎症:子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患、子宮内膜炎などの婦人科炎症に罹患している場合、炎症によって局所組織や神経が刺激され、胃に漠然とした痛みの症状が現れることがある。
4.腸の病気:腸炎、過敏性腸症候群、腸腫瘍などの腸の病気で、炎症の刺激による腸粘膜のうっ血や水腫、腸のけいれん、腫瘍による局所の血管や神経の圧迫などが原因で、胃に漠然とした痛みを感じることがあります。
胃の漠然とした痛みの原因は他にもあるかもしれませんので、病状を長引かせないためにも、専門医の指導のもと、適時に医師に相談し、関連する検査を受け、原因を特定し、的を絞った治療を行うことをお勧めします。