耳垢は臨床的には耳垢と呼ばれ、外耳道内の耳垢腺の過剰分泌や排膿障害が関係していると考えられる。 1.耳垢腺の過剰分泌:外耳炎に罹患したり、耳に異物が入ったりすると、外耳道内の耳垢腺の分泌が亢進し、耳垢分泌亢進後に耳垢栓塞を起こしやすくなる。 2.耳垢の排出障害:通常、耳垢は会話や咀嚼動作に伴って耳外に排出されるが、外耳道の狭窄や異物による閉塞があると、耳垢の排出が障害され、耳垢栓塞を起こすことがある。 3.その他の要因:高齢者で耳垢過多が認められる場合、顎関節の運動機能の低下、筋弛緩などが関係している可能性があり、これらの変化が耳垢の排出に影響し、結果的に耳垢が多くなる。 耳垢が多い場合は、耳垢フックや耳異物除去ペンチで直接除去するか、温めた生理食塩水で洗浄して排出する。必要であれば、5%炭酸水素ナトリウム耳穿刺で耳垢を軟らかくしてから温めた生理食塩水で洗浄するか、吸引で吸引する。