心筋ブリッジの持続時間は?

心筋ブリッジ(心筋架橋)は一般に生命予後に影響を与えない。 心不全に至るほど心臓の機能に重大な影響を及ぼす心筋ブリッジだけが、生存期間の短縮をもたらす。 心筋ブリッジとは、冠動脈の一部が心筋内に走行し、心臓が収縮すると心筋内に走行する血管が圧迫され、その結果、心筋への収縮期血液供給が不足する状態をいう。 一般に、心筋ブリッジは比較的緩徐に発症し、無症状の患者の割合が多く、一般に特別な治療を必要とせず、心筋ブリッジが生命予後に及ぼす影響はわずかであり、無視できる。 症候性の心筋ブリッジに対しては、薬物療法や手術によって病気の進行を抑え、不快感を和らげることができる。 薬物療法では、メトプロロールなどのβ遮断薬を用いることが多い。 手術は心筋ブリッジを解除するためによく行われる。 専門医の指導のもとに適切な治療方針を選択することが必要である。 一般に、治療を受けた患者の生命予後が著しく短くなることはない。 心不全を伴う重症の心筋ブリッジ患者だけが寿命が短くなり、正確な期間は患者自身の状態によって異なる。