高張食塩水による鼻洗浄の危険性

高張食塩水による鼻洗浄は、通常2%の高張食塩水を用いて行われる。高張食塩水は、適切に用いれば一般に無害であるが、鼻腔粘膜の乾燥を引き起こし、痛みを伴う状態になることがあるという副作用があるが、頻度は低い。
2%高張食塩水は、分泌物を取り除き、減少させる効果がある。 細菌感染、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎による鼻炎には、2%高張食塩水を鼻洗浄に使用することができ、炎症性分泌物の排出を促進することができる。高張食塩水は高濃度で浸透圧が高いため、鼻汁が多い患者の分泌物を減らす役割を果たすことができる。
しかし、鼻腔が乾燥している患者にとって、2%高張食塩水点鼻洗浄液の使用は、患者の鼻腔の乾燥を悪化させ、痛みを引き起こす可能性がある。
患者の状態に応じて、専門医の指導のもと、適切な濃度の生理食塩水鼻腔洗浄と、鼻腔治療用塩酸ブデソニドスプレーなどの薬剤を併用し、鼻汁を減らし、鼻づまりなどの症状を緩和することが推奨される。