筋原性損傷とは何か?

筋原性障害とは、筋肉自体の病変によって引き起こされる障害を指し、特に多発性筋炎や進行性筋ジストロフィーに代表される。 筋原性障害は筋線維の損傷によって現れ、運動単位内の筋線維の数が減少する。
筋原性損傷の筋電図検査では、運動単位活動電位の平均持続時間が正常値の20%以上短縮し、それに伴って波の振幅が減少し、多相電位が増加し、強い収縮時には病的な乱相がみられる。
筋生検では、筋線維の大きさが異なり、萎縮線維と肥大線維があり、核移行、顆粒変性、凝集変性、空胞変性、貪食がみられる。
筋原性損傷の一部は治癒可能であるが、一部は治癒不可能であり、症状を緩和するのみである。 外傷性筋原性損傷では、損傷が軽度であれば、理学療法、マッサージ、牽引、制動、薬物療法などの保存的治療によって徐々に緩和することができる。 筋断裂や裂傷などの重度の損傷では、手術が必要となる。