高齢者の肝性腹水はいつも便意を催しますが、これは肝性腹水そのものか腹膜炎が原因である可能性があり、アルブミンの輸血、フロセミド、スピロノラクトン、セフォペラゾンなどの服用など、原因に応じた治療が必要です。 1.肝性腹水:肝性腹水がより重篤で便秘を起こしやすい場合は、フロセミド、スピロノラクトンなどの利尿薬で症状を緩和する必要があり、穿刺・ドレナージ治療で肝性腹水を緩和することもできる。 アルブミンが低下している場合は、アルブミンを輸注して腹水を軽減することができる。 2.腹膜炎:肝硬変と腹水は後期に自然腹膜炎を合併しやすく、消化管機能障害や慢性胃腸炎を起こすことがあるので、アルブミンを輸注し、セファロスポリン・セフォペラゾンなどの抗生物質を併用して抗感染治療を行う必要がある。 また、上記薬剤の使用には一定のリスクがあるため、専門医の指導を受けることが推奨される。