白血球の増加は常に白血病なのか?

白血球の増加は必ずしも白血病とは限らない。 白血球の増加は、白血病が原因である場合と、生理現象や炎症などが原因である場合がある。
1.白血病:白血病の原因因子は完全には解明されていない。 白血病の病態生理的変化は、ある種の病原因子の作用により、白血病細胞が無秩序に増殖し、分化が阻害され、アポトーシスが阻害されることである。
2.生理現象:一般的な原因としては、出産や妊娠、激しい運動、寒冷な環境に長時間さらされること、満腹などが挙げられる。 末梢血への過剰な白血球の刺激により、日常的な血液検査で白血球の増加が認められる。
3.炎症:感染は白血球増加の最も一般的な病的原因の一つである。 生体が細菌、真菌などの病原性微生物に感染し、局所的あるいは全身的な炎症が起こると、白血球の数が著しく増加することがある。
白血球が増加している患者は、病状を長引かせないためにも、適時に原因を特定し、医師の指示に従って治療を行うことが推奨される。