一般的には、まず貧血の原因を特定し、その原因に合わせて対症療法や原因調整を行う。
1.対症療法
(1)重症貧血や心肺機能不全を合併した貧血患者には、実情に応じて赤血球輸血を行い、貧血症状を改善する。
(2)急性大量出血の患者には、赤血球や血漿などの輸血を適時行い、貧血症状を速やかに改善させる。
(3)出血を伴う貧血の患者には止血治療が必要であり、例えば血小板が著しく減少している場合には血小板の輸入が必要である。
2.貧血の原因に対する治療
(1)鉄欠乏性貧血では鉄の補給が必要である。
(2) 巨赤芽球性貧血では、ビタミンB₁₂や葉酸の適時補充が必要である。
(3) 腫瘍性貧血では放射線療法や化学療法が必要である。
(4) 造血幹細胞細胞質性貧血は、幹細胞移植などで治療できる。
貧血の原因はさまざまであるため、患者は積極的に医師の診断を受け、貧血の原因を特定し、医師の指導のもとで貧血を調整し、正しく改善する必要がある。