高齢者の下腹部痛の原因

高齢者の下腹部痛は、一般に機能的要因、腸管病理、泌尿器系および生殖器系の疾患によるものと考えられている。 1.機能的要因:自律神経機能障害により小腸の機能的痙攣性収縮が起こり、それが下腹部痛として現れることがある。 2.腸管病変:大腸炎、直腸炎、大腸腫瘍、直腸腫瘍などの消化器系疾患が下腹部痛の引き金となることがある。 3.泌尿生殖器系の疾患:尿路感染症、尿路結石、男性では前立腺癌や前立腺炎、女性では子宮癌、子宮筋腫、卵巣癌、卵管腫瘍などが下腹部痛の引き金となる。 高齢者が下腹部痛になった場合は、早めに普通の病院で精密検査を受け、下腹部痛の原因をはっきりさせ、その原因に応じた治療をする必要がある。