B型肝炎の吐き気・嘔吐は、B型肝炎の活動期にある場合、嘔吐、食欲不振、腹部膨満感、倦怠感などの症状が出やすいので、注意が必要な消化器症状です。 また、B型肝炎が活動期でなくても、A型肝炎やE型肝炎が重複感染している場合も、吐き気、倦怠感、アミノトランスフェラーゼの著しい上昇などの症状が現れます。 1.B型肝炎の活動期:B型慢性肝炎は常に活動期にあるわけではなく、安定していることもあれば、活動期にあることもあります。活動期にあるときにアミノトランスフェラーゼ活性が高いと、嘔吐、食欲不振、腹部膨満感、倦怠感などの消化器症状が現れます。 2.A型肝炎やE型肝炎との重複感染:B型肝炎は活動期ではないため、B型肝炎が活動期でなくてもA型肝炎やE型肝炎と重複感染すると、吐き気、倦怠感、黄色尿、トランスアミナーゼ値の著しい上昇などの明らかな消化器症状も現れます。 吐き気や嘔吐の症状があるB型肝炎の患者さんは、重複感染の可能性を除外するために、肝機能の検査とA型肝炎やE型肝炎の抗体検査を受けることをお勧めします。 より深刻な状況であれば、医師の指導のもと治療を受けることができます。