抗体のないB型肝炎に感染した成人が自然治癒することは可能であるが、そのほとんどは治癒が非常に困難である。 B型肝炎ウイルスに感染した成人が、自分自身の免疫力が健全であれば、感染したB型肝炎ウイルスを完全に除去し、それに対応する防御抗体を産生する免疫クリアランスによって、B型肝炎ウイルスの自己治癒を達成することができます。 しかし、風邪、飲酒、過食、食べ過ぎなど、何らかの理由で免疫力が低下したりすると、B型肝炎ウイルスを完全に除去できないことがあります。 B型肝炎ウイルスが肝細胞に潜伏している場合、ウイルスを除去することは極めて困難となり、慢性的にB型肝炎に感染することになりますので、この時は、経過観察をしっかり行い、検討する必要があります。 肝機能異常やB型肝炎ウイルス複製率の上昇などの異常な変化があれば、B型肝炎コントロールのために、さらに肝庇護薬や抗ウイルス薬の使用を検討する必要がある。