漢方薬は腰椎椎間板ヘルニアを治療できるか

漢方薬は腰椎椎間板ヘルニアの治療に有効であり、証と薬を見極めることで治療できる。 腰椎椎間板ヘルニアの証は、気滞・瘀血証、風寒麻痺・閉塞証、湿熱麻痺・閉塞証、肝腎虚証に分けられる。
1.気滞・瘀血症候群:腰痛と下肢痛が針で刺すような痛みで、夜間に増悪し、痛む部位が固定し、舌の色が濃く、苔が薄くて黄色く、脈が筋張って渋い。
2.風寒の麻痺と閉塞:腰や脚に寒冷の痛みがあり、寒邪によって増悪し、熱によって軽快し、舌が淡白で、苔が白く、脈が遅い患者には、肝腎を補い、風を散じ、寒を散じ、痛みを和らげ、蒼朮承気湯で加減して治療する。
3.湿熱麻痺症候群:腰痛、四肢の熱感、イライラ感があり、冷えで楽になり、舌が赤く黄色っぽい脂っぽい皮膜があり、脈が滑りやすい患者、治療は熱を取り除き、湿を促進して痛みを和らげ、四物湯で加減するのが適切である。
4.肝腎虚証:腰痛や下肢痛は漠然としていて、持続時間が長い。陽虚の人は、冷え症(寒さを恐れる)、冷え性、手足の冷えなどもあり、陰虚の人は、頬紅、寝汗(入眠後に異常発汗するが、起床後は発汗が止まる)などの症状がある。 陽虚の場合は肝腎を温める右桂枝湯を加減し、陰虚の場合は肝腎を養う左桂枝湯を加減する。
腰椎椎間板ヘルニアの症状がある場合は、早めに病院へ行き、専門の漢方医が鑑別した後、薬で治療する必要があります。