脂肪肝が肝硬変を引き起こすのにかかる正確な時間は、個人の体調や治療法によって異なり、1~2年で肝硬変を引き起こす患者もいれば、3~5年、あるいはそれ以上かかる患者もいる。 脂肪肝が肝硬変に変化する過程も長い。 脂肪肝は肝細胞に脂肪が蓄積しすぎることが原因であり、治療は禁煙・禁酒、低脂肪食、適切な運動、必要であれば医師の指示に従い、シリマリンなどの肝臓保護薬やフェノフィブラートなどの脂質低下薬を使用する。 初期の脂肪肝であれば、標準的な治療を行えば肝細胞を正常に戻すことが可能であり、そのような場合には脂肪肝が一生肝硬変に発展しないこともある。 しかし、標準的な治療を受けずに重症の脂肪肝になると、1~2年で肝硬変に移行することもあり、脂肪肝患者の中には、その後10~数十年で徐々に肝硬変に移行する人もいる。 脂肪肝と診断された患者は、積極的に医師の治療に協力し、健康的な生活習慣と食生活を維持することが予後の改善につながる。