軽度の大動脈弁狭窄症は一般に生命予後に影響を及ぼさず、中等度から重度の狭窄症患者でも適時の治療により長期間生存することが可能である。 一部の患者は生命を脅かす状態になることもあるが、具体的な生存期間の統計はなく、患者の身体状態や治療の程度によって異なる。
軽症の大動脈弁狭窄症患者では、臨床症状や血行動態の変化がなく、健康診断で発見されるだけであることが多く、一般に生命予後に影響しない状態である。
中等度から重度の大動脈弁狭窄症患者では、生存期間も多くの要因に影響される。 発見が間に合い、重篤な合併症を起こすことなく適時にしっかり治療が行われれば、長く生存することができる。
しかし、胸部圧迫感、息切れ、呼吸困難、さらには前胸部痛や失神などの症状が繰り返し起こるようであれば、多かれ少なかれ生存期間に影響を与えることになるので、生存期間を延ばすためには積極的に医師の診察を受ける必要性が示唆される。