肝機能が正常でB型肝炎抗体が陽性であるということは、B型肝炎ウイルスに感染したが、今は感染している状態ではなく回復している状態であるということです。 B型肝炎ウイルスに感染した後、体内でHBsAg(B型肝炎表面抗原)、HBcAg(HBc抗原)、HBeAg(HBe抗原)などの多くの種類の抗原を産生することができ、それぞれの抗原の種類に対応する抗体、例えばB型肝炎表面抗体(抗HBs)、B型肝炎e抗体(抗HBe)、B型肝炎コア抗体(抗HBc)などがあります。 B型肝炎表面抗体はB型肝炎ウイルスを防御する抗体で、陽性であればB型肝炎ウイルスに対する免疫があることを意味し、B型肝炎感染から回復した人やB型肝炎ワクチン接種を受けた人の中にはB型肝炎表面抗体が陽性を示す人もいます。 B型肝炎e抗体とB型肝炎コア抗体は、B型肝炎ウイルスに感染した後に出現し、長期間存在することがあります。 3つのB型肝炎抗体がすべて陽性で、肝機能が正常である場合は、B型肝炎に感染し、現在は感染力はなく回復している状態であると考えられるので、定期的に検査を受け、体調が悪いと感じたら、そのうちに医師に相談することをお勧めします。