B型肝炎IV・V陽性は、B型肝炎ウイルスに感染していることを示しますが、B型肝炎患者であることを示すものではなく、B型肝炎表面抗原検査やB型肝炎表面抗体検査の結果と合わせて判断する必要があります。 B型肝炎IV・V陽性とは、自己免疫系によって産生されるB型肝炎Vのe抗体とコア抗体が陽性であることを指し、産生の理由は対応する抗原への曝露である。 B型肝炎ウイルスに感染していることを示しますが、B型肝炎患者であることを示すものではありません。 B型肝炎表面抗原、B型肝炎表面抗体検査の結果から判断する必要がある場合が多く、もちろん、さらに判断するためにB型肝炎ウイルスDNA定量が必要な場合もあります。 B型肝炎IV型、V型陽性とともにB型肝炎表面抗原陽性があればB型肝炎患者ということになりますが、同時にB型肝炎表面抗体陽性があれば、B型肝炎ウイルスは体内から排除され、ウイルス感染の痕跡だけが残り、抗体が産生されているということになります。 しかし、B型肝炎4型または5型のみが陽性で、B型肝炎表面抗原と表面抗体が陰性である場合は、B型肝炎ウイルスが体内に存在するかどうかを判定するために、さらにB型肝炎ウイルスDNA定量を行う必要があります。 したがって、B型肝炎4、5型陽性者がB型肝炎患者と判断できるかどうかは、B型肝炎表面抗原と表面抗体の結果次第であり、必要に応じてさらにB型肝炎ウイルスDNA定量検査も必要となります。