炎症を起こした扁桃腺はB型肝炎を感染させる可能性があります。 扁桃腺炎の患者さんは咽頭の粘膜が損傷しており、キスなど密接な接触をしたときに、その損傷した粘膜がB型肝炎の人の血液と接触すると、結果としてB型肝炎に感染する可能性があります。
扁桃腺の炎症は、小児や青少年によくみられる上気道感染症です。 扁桃腺の炎症は、咽頭粘膜の損傷、咽頭痛、扁桃腺の発赤や腫脹を引き起こし、発熱、悪寒などの全身症状を伴うこともあります。
B型肝炎とは、ウイルス性B型肝炎のことで、肝臓に炎症性病変を生じ、多臓器に障害を起こす伝染性疾患です。 B型肝炎の感染源は主にB型肝炎患者やB型肝炎キャリアで、主な感染経路は母子感染、血液感染、性的接触感染などです。
扁桃腺に炎症がある人がB型肝炎の人とキスなど密接な接触をした場合、咽頭粘膜を介してB型肝炎ウイルスが感染することがあります。 また、扁桃炎の人がB型肝炎ウイルスに感染している人と無防備に性的接触をした場合にも、B型肝炎に感染する可能性があります。
扁桃炎患者は、B型肝炎ワクチン接種を受けることで感染を予防することができ、B型肝炎患者との密接な接触を避ける必要があります。