肝右葉海綿状血管腫はタイプによって症状が異なり、最適な治療法も異なり、外科治療、肝動脈塞栓術、肝移植などがあります。 Ⅰ型:腫瘍の数が1個、腫瘍の直径が5cmのものをⅠa型、腫瘍の直径が5~10cmのものをⅠb型、腫瘍の直径が10cmのものをⅠc型と言います。 手術法としては、肝部分切除術、肝分割切除術などがあります。 II型:腫瘍の数が2~5個、腫瘍の直径または径の和が10cmのものがIIa型、腫瘍の直径または径の和が10~20cmのものがIIb型、腫瘍の直径または径の和が20cmのものがIIc型など。 手術法としては、分葉肝切除術、半肝切除術などがある。 III型が重度の肝障害を伴う場合は肝移植が好ましい:腫瘍数5個、IIIa型はびまん性腫瘍容積が肝容積の50%以下、IIIb型は腫瘍容積が肝容積の50%など。 外科的治療が適さない場合は、肝動脈塞栓術が行われる。 なお、肝右葉の海綿状血管腫に臨床症状がなく、腫大が進行していない場合などは、治療の必要はなく、経過観察で十分である。 上記の条件が揃ってから治療を検討すべきである。 治療が遅れないように、定期的に通院して検査を受ける必要がある。