一般的に、痔を持つ妊婦に対しては、非外科的治療(下剤、座浴など)が中心となり、必要に応じて外科的治療が行われる。
1.非外科的治療:明らかな症状がない、または症状が軽い痔の妊婦には、非外科的治療(食物繊維の摂取量を増やす、腸の習慣を良好に保つ、便通をよくする、温水座浴など)が勧められる。 これに加えて、症状を取り除くことに重点を置いた注射療法などがある。
2.手術療法:症状の強い妊婦の場合、手術以外の治療で症状が軽減・消失しない場合は、単純痔核切除術、吻合部痔核粘膜輪ステープル術などの手術療法が勧められ、手術は妊娠3ヵ月以降が望ましい。
痔核に罹患している妊婦の方は、適時受診し、早期治療を行うことをお勧めします。