肝血管腫のCTによる増強の特徴は?

肝血管腫のCT強調の特徴は、主に均一な密度と明瞭な境界の腫瘤陰影である。 肝血管腫は良性の肝病変の腫瘍であり、主に原発性肝癌や転移性肝癌などの悪性腫瘍性疾患と区別される。 動脈相では肝血管腫の増強は目立たないが、遅発相や門脈相では血管腫内部の造影剤の量が徐々に増加し、増強が非常に目立つようになる。 CTプレーンスキャンでは、低密度、均一な密度、境界明瞭な腫瘤陰影を示す。 強調像では、動脈相の病変はより広範囲で、病変の辺縁には点状およびC字型の輪状強調がみられる。 門脈期は末梢から中心に向かって充実する傾向があり、遅延期が5~10分程度になると病変は周囲の背景肝と同じ濃度で等濃度として充実する。 病変が小さく無症状であれば放置してよい。 腹痛などの症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診し、医師の指示に従って治療の必要性を判断する。