心筋ブリッジは重大な疾患である。 心筋ブリッジのほとんどは通常無症状であるが、心筋ブリッジのある患者の中には、心臓の前方部の痛みや胸部圧迫感などの狭心症様の症状を呈することがあり、急性心筋虚血や低酸素症、ひいては心筋梗塞に至ることもある。 心筋ブリッジとは、心筋の表面ではなく心筋を貫く1本以上の冠動脈を指し、心筋収縮によって心筋内にある動脈が圧迫され、心筋虚血を起こすことがあり、重症例では遠位心筋細胞の虚血や低酸素症、さらには梗塞を起こすこともある。 症状のある患者に対しては、メトプロロール錠、ニフェジピン錠、その他の血管拡張薬などの心拍数を低下させる薬剤を選択して症状を軽減させ、重症例では外科的治療が必要となる。 心筋梗塞の重症度は冠動脈の圧迫の程度と症状の有無によりますが、無症状の心筋梗塞は定期的に経過を観察し、胸痛、胸部圧迫感などの症状があれば、病院に行って治療を受けることをお勧めします。