脊髄ショックの臨床症状

脊髄ショックの臨床症状には、脊髄の損傷部 分以下の手足の運動障害、排尿障害、便失禁、呼吸障害、 血圧障害などがある。
脊髄ショックとは、様々な理由による脊髄の機能喪失を指し、その際、患者は以下の症状を呈する。
1.脊髄損傷部以下の手足の運動障害。 脊髄は低レベルの運動中枢であるため、脊髄ショックの後、患者は損傷部以下の手足の運動障害を経験する。
2.排尿障害:排尿の低次中枢も脊髄にあるため、脊髄ショックを受けると排尿障害も生じる。
3.便失禁、脊髄は肛門括約筋神経支配の低位中枢でもあるので、脊髄ショックを起こすと便失禁の症状も現れる。
4.呼吸と血圧の障害、高位脊髄は呼吸心拍中枢があるので、高位脊髄ショック患者は呼吸心拍不安定症状もある。
脊髄損傷後、早めに医師に相談し、医師の指導の下で、早期かつ標準的な治療を受けることをお勧めします。