痔核は内痔核と外痔核に分けられるが、どちらも直腸と肛門管の器質的疾患であり、その発症は病原体の感染によるものではないため、伝染することはない。 内痔核は歯状線より上の肛門管にあり、肛門管周囲の軟部組織、すなわち肛門クッションの過形成や変位が原因で、肛門クッション支持構造の弛緩、静脈叢の蛇行拡張、動脈吻合枝の病変などが形成され、病原体は感染とは無関係であるため、感染して発症することはない。 外痔核は肛門管の歯状線より下方に位置し、肛門管の粘膜下静脈叢の病的拡大と結合組織の過形成によって形成されるが、これも病原感染とは無関係であり、感染性はない。 内痔核は静脈叢の吻合枝を介して外痔核と癒合し、混合痔核と呼ばれる。 内痔核であれ外痔核であれ、直腸肛門管組織の異常な腫脹形成であるため、便に座ったままの痔核でも感染することはありません。